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瘀血体質の方へ|「めぐりの滞り」をほどいて、軽やかな毎日へ

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目次

冷えやすい、肩がこる、あざができやすい、月経が重い──「体の中がどこか詰まっているような感覚」があるなら、それは**“血の巡り”が滞っているサイン**かもしれません。東洋医学では、血の巡りがスムーズでない状態を「瘀血(おけつ)」と呼びます。血がうまく流れずに“よどみ”が生じると、肌のくすみや慢性的な痛み、心のモヤモヤにもつながってしまうことがあるのです。

この記事では、瘀血体質の特徴と整え方、日々の食事で実践できるやさしい薬膳ケアをご紹介します。

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瘀血について

瘀血体質とは?

瘀血(おけつ)とは、体の中を巡る血が滞って、スムーズに流れなくなった状態のこと。血は酸素や栄養を運ぶ大切な存在ですが、それがうまく流れないと、全身にさまざまな不調が現れます。

単なる「血行不良」とは異なり、東洋医学では**瘀血=“血の質や流れに問題がある状態”**と捉えます。体のどこかで血が淀んでいるため、痛み・くすみ・冷え・重さといった“停滞のサイン”が出やすくなるのです。

瘀血体質の特徴とサイン

  • 手足やお腹が冷えやすい
  • 肩こり・腰痛・関節痛が慢性化している
  • 顔色がくすんでいる・唇の色が暗い
  • あざができやすい・治りにくい
  • 生理痛が強い・経血に塊がある
  • 頭痛・目の奥の重さ・PMSがつらい

これらは、「血の流れがよくないよ」という体からのメッセージです。瘀血体質は**感情の詰まり(イライラや焦り)**ともつながりやすく、無理をため込みがちな人ほどなりやすいとも言われています。

瘀血体質の方におすすめのセルフケア

1. 「温めて流す」を習慣にする

瘀血を改善する基本は、「温めて流す」こと。冷えた体では血も固まりやすくなってしまいます。体の中心(お腹や仙骨)を温めることで、めぐりが自然と戻ってきます。

  • 温かい飲み物(白湯・生姜湯)を習慣に
  • 湯船にしっかり浸かる(シャワーだけはNG)
  • 冷たい食べ物・飲み物は控える
  • 腹巻き・レッグウォーマー・ホットパックを活用

体を内側からじんわり温めることが、めぐりの第一歩です。

2. 「こり」や「痛み」を放置しない

瘀血タイプにとって、「痛み」は大きなサインです。肩こりや腰の重さ、月経時の腹痛などは、血が停滞している場所を示していることが多くあります。

  • ストレッチや軽い運動で血を動かす
  • こりを感じたら温めてほぐす
  • マッサージやお灸などもおすすめ

痛みを我慢せず、「めぐらせるケア」をこまめに取り入れていきましょう。

3. ストレスをため込まず、感情も“流す”こと

血と感情は深くつながっていて、怒り・焦り・ストレスなどをため込むと、気の巡りが滞り、血の流れにも影響します。瘀血体質の人は、まじめで頑張りすぎるタイプも多め。

  • 自分の気持ちを否定せずに、認める
  • 書き出す・話す・泣くなど“感情の出口”を作る
  • 呼吸法・瞑想・ハーブティーなどでリラックス

「こころの滞り」を解放することも、血を流すセルフケアです。

瘀血体質に合った「やさい薬膳」のすすめ

瘀血を改善する食事のキーワードは、「温める・巡らせる・サラサラにする」。体を温めながら、血流を助けてくれる食材を、毎日のごはんに取り入れてみましょう。

おすすめ食材特徴
玉ねぎ・にら・らっきょう血流を促進し、体を温める野菜の代表格
なす・ピーマン・ししとう「活血(かっけつ)」といわれる巡り食材
黒きくらげ・黒豆・紅花茶血を補いながらサラサラにする
酢・梅・柑橘類の皮酸味の力で血行促進+デトックスサポート

野菜ごとの効能一覧はこちら

おすすめの食べ方:

  • 玉ねぎと黒きくらげの炒め物
  • 酢の物や梅和えでさっぱりと血流ケア
  • 紅花茶やハーブティーを寝る前に一杯
  • ピリッと香辛料(山椒・七味)をプラスして温め効果UP

「巡らせる暮らし」で、内側から軽くなる

瘀血体質は、からだの中で「流れが止まっている」状態。でもそれは、頑張りすぎた証や、感情をちゃんと抱えてきた結果かもしれません。だからこそ、体を温めて、感情を流して、血の巡りを取り戻すことが、あなたの軽さと明るさを引き出す近道になります。滞りを手放す毎日を、やさい薬膳と一緒にはじめてみませんか?

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やさい薬膳

現代のライフスタイルに寄り添う「やさい薬膳」では身近な野菜や穀物を使い、体質や季節に合わせて“食でととのえる”新しい薬膳スタイルを提案しています。難しい知識や特別な食材を使わず、冷蔵庫にあるもので気軽に実践できることが特徴。体質診断コンテンツの提供やレシピ開発、商品開発の監修まで、薬膳の専門知識と現場の実践をつなぐサポートを行っています。 「なんとなく不調」に寄り添う“やさしい薬膳”として、企業向けのメニュー提案やコンテンツ制作、プロダクト監修も展開中。
  • タグ:コラム|体質|瘀血|薬膳
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