イギリス発・自然派ファストフード「LEON」とは?
3月末からヨーロッパの周遊に行ってきました。ルートは日本からイギリス、そしてフランスなどの南ヨーロッパへ。その中で、初めの国であるイギリスのロンドンでよく目にした「LEON」という自然派のファストフード店についてご紹介をします。

LEONとは?
LEON(レオン)は、2004年にイギリス・ロンドンで誕生した自然派ファストフードチェーンです。
「Naturally Fast Food(自然なかたちのファストフード)」を掲げ、忙しい日常の中でも身体にやさしい食事を手軽に楽しめることを目指しています。メニューの特徴は、地中海沿岸の食文化をベースにした、野
菜・豆・スパイスを活かした構成。
LEONの主な特徴:
- 自然素材を重視:添加物を極力使わず、素材本来の味や栄養を生かした調理
- 地中海料理がベース:例)スパイス香るタジン、ひよこ豆のフムス、キヌアサラダなど
- 植物性中心のヘルシー構成:豆類・野菜・雑穀などを活用し、満足感とバランスを両立
- 多様な食習慣に対応:ヴィーガン・グルテンフリー対応メニューも充実
- 現代的な使いやすさ:モバイル注文、テイクアウト、空港・駅ナカ店舗の展開など
現在はイギリスを中心に50店舗以上(※2024年時点)を展開しているようで、ロンドンの主要駅や空港、ショッピング街などにも多く出店されているので街中でよく見かけました。イギリスの食事は味が薄いものが多いですがLEONはトマトベースの味などがあり日本人の舌にも合うのではないかと感じました。
健康系ファストフードという選択肢
ここ数年、世界中で注目を集めているのが「健康系ファストフード」というジャンルです。従来のファストフードといえば、高カロリー・高脂質で、忙しさと引き換えに健康を犠牲にするようなイメージが強くありました。しかし近年は、“手軽さ”と“身体へのやさしさ”を両立させる新しいスタイルの飲食店が、都市部を中心に急増しています。
健康系ファストフードとは、以下のような特徴を持つ店舗やブランドを指します:
- 添加物を控え、素材の味を生かした調理
- 野菜、豆、雑穀など、植物性中心のメニュー
- ヴィーガン・ベジタリアン・グルテンフリーなど、多様な食習慣への対応
- テイクアウトやデリバリーに最適化されたスピード感と利便性
- 見た目も鮮やかで、現代的なライフスタイルにマッチしたデザイン性
こうした食のスタイルは、薬膳の考え方にもどこか通じるものがあります。薬膳では「今の自分の身体や季節に合った食事を選ぶ」ことが基本ですが、現代の都市生活において、それを“スピーディーに実現できる場所”が求められているのです。
LEONのようなブランドはまさにその代表格で、単にヘルシーであるだけでなく、味や満足感、栄養バランス、さらには“食の思想”まで含めて提案しています。これは、単なるメニューの話ではなく、ライフスタイルそのものに食を組み込む新しい形ともいえるでしょう。


これからの“食”を考える|現地での感想
今回のLEONのように健康食などの飲食店が街中に多くありました。イギリスの日本食チェーンのWASABIなどもその一つですが、訴求のメッセージなどを見るとヘルシーであることを打ち出していました。日本から物理的に距離が離れたイギリスでは旧来の日本食としてのSushi,Ramenが変化して、健康食としてのSushi,Ramenであるかのように思えます。
そのほか、イギリスではベトナム料理のお店も数多くありアジア料理の見方も国によって大きく異なることを肌で感じました。日本では薬膳や漢方などの健康的とされている食事法が存在していますが、今後外国でもそれらが広まっていくとも感じており、LEONのようなブランドが示すのは、ただの食のトレンドではなく、「これからの食は、身体を思いやるものになるべきだ」という価値観のシフトであるようにも思えます。
現代は、健康志向、気候変動、動物福祉、フードロスなど、多くの課題が私たちの食卓に影響を与える時代。そこでは、「おいしさ」や「価格」だけではなく、「誰のための食なのか」「どんな未来につながるのか」が問われるようになってきました。企業として商品やメニューで表現する際にも、薬膳をはじめとし原料として使用している野菜などの捉え方も変化していくでしょう。
やさい薬膳を活用したメニュー開発や商品開発
我々はやさい薬膳の考え方をもとにした動画コンテンツをはじめ、メニュー開発や商品開発も行っております。今回のLEONのようにファストフードであってもヘルシーというキーワードが中心になっていくと思います。今後の商品開発などでやさい薬膳が活用できる機会があれば、ぜひお問い合わせいただけると嬉しいです。
