大麦の効能
大麦の効能
体内の熱を取り除き、消化器系の働きを助けるとされています。
茹でてサラダやスープに加えると、美味しくいただけます。
胃腸を整え、余分な水分を排出する効果が期待されています。
大麦は胃腸を整え、体内の余分な熱や水分を排出する効果があるとされています。特に下痢やむくみが気になる際に取り入れることで、消化器系を助ける働きが期待されます。茹でてサラダに加えたり、スープの具材として利用することで、大麦の風味を活かしつつ健康的な食生活をサポートします。

大麦の種類と選び方
大麦の効能をおいしく取り入れるなら、種類と選び方、炊き方を知っておくと使いやすくなります。プチプチ、もちもちとした食感が持ち味で、米に混ぜたりスープに加えたりと、使い勝手のよい穀物です。
米に混ぜて炊く穀物
大麦は、米や小麦と並ぶ歴史の古い穀物で、麦ごはんや麦茶、味噌やビールの原料としても親しまれてきました。収穫期は初夏で、乾燥させて保存するため、一年を通して使えます。そのままでは硬く食べにくいので、蒸して平たくのばした「押麦」などに加工され、米に混ぜて炊いたり、ゆでて料理に使ったりします。加工の仕方によって、食感や使い方が変わります。
押麦・丸麦・もち麦
大麦には加工の異なる種類があり、食感や使い方が異なります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 押麦(おしむぎ) | 蒸して平たくのばした定番。くせがなく米に混ぜやすい |
| 丸麦(まるむぎ) | 粒の形を残した加工。歯ごたえがあり、スープやサラダに |
| もち麦 | もち性の大麦。プチプチ、もちもちした独特の食感 |
はじめてなら、米になじみやすい押麦が使いやすく、食感を楽しみたいなら、つぶつぶとした丸麦やもち麦が向きます。米粒に近い大きさに加工した米粒麦もあり、白米に混ぜても見た目が気になりません。料理や好みに合わせて選び分けられます。
選び方と炊き方のコツ
大麦を選び、上手に炊くときは、次のような点を目安にすると失敗しにくくなります。
- 粒の大きさがそろい、変色や割れの少ないもの
- 麦ごはんは、米に1〜3割の大麦を混ぜ、麦の分だけ水を足して炊く
- ゆでて使うときは、たっぷりの湯で15〜20分ゆで、水気をきる
麦ごはんは、米に混ぜて炊くだけと手軽です。麦の量を増やすほど食感が強くなるので、好みに合わせて割合を調整します。ゆでた大麦は、冷蔵や冷凍で保存しておくと、サラダやスープにすぐ使えて便利です。プチプチとした食感を生かすと、料理にアクセントが加わります。
大麦のおすすめの食べ方
大麦は、ごはんに混ぜるほか、スープやサラダにも使え、和洋どちらの料理にもなじみます。定番の食べ方を紹介します。
麦ごはん・麦とろに
もっとも手軽なのは、米に混ぜて炊く麦ごはんです。すりおろした山芋をかける麦とろは、つるりと食べやすく、食欲が落ちやすい暑い時期にも親しまれてきた料理です。炊いた麦ごはんは、冷めても食感が残るので、おにぎりやお弁当にも向きます。麦の割合を変えるだけで、毎日の主食に変化をつけられます。
スープ・サラダ・リゾットに
ゆでた大麦は、ミネストローネや、肉と野菜を煮込むスコッチブロスなどのスープに加えると、食べごたえととろみが出ます。ゆでて冷ました大麦を、刻んだ野菜やハーブとあえれば、つぶつぶ食感のグレインサラダになります。炒めてだしで煮るリゾット風や、おかゆに加えるのもおすすめです。プチプチした歯ざわりが、料理に楽しさを添えます。
大麦の保存のコツ
乾燥した大麦は乾物なので、湿気と虫を避けて保存します。袋のままだと湿気を吸いやすいので、密閉できる容器やチャック付き袋に移し、直射日光の当たらない冷暗所に置きます。気温の高い時期は、冷蔵庫で保存すると安心です。ゆでた大麦は、小分けにして冷凍しておくと、凍ったままスープやサラダ、リゾットに使えて便利です。使う分だけ取り出せるようにしておくと、無駄がありません。
あわせて、同じく主食になる穀物のうるち米の効能やオートミールの効能も知っておくと、毎日の食事づくりの参考になります。
プチプチとした食感が楽しい大麦は、麦ごはんや麦とろ、スープやサラダまで、毎日の食卓に取り入れやすい穀物です。米になじむ押麦、食感を楽しむ丸麦やもち麦と、種類に合わせて使い分けると持ち味が生きます。一年を通して常備しやすい大麦を、暑さや湿気が気になる季節の養生にも、毎日の食卓に取り入れてみてください。
