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蓮根の効能

2026 6/10
効能 野菜薬膳
理血類
2025年3月23日2026年6月10日
蓮根の効能
分類理血類
四気五味甘味、寒性
帰経脾、胃、心

旬秋、冬
主な産地茨城/徳島/石川

野菜の効果

血の巡りを良くし、体内の余分な熱を鎮めると言われています。体力の回復や消化促進にも役立つとされています。

おすすめの食べ方

加熱調理することで、冷性を和らげ、煮物やスープとして温かくいただくのがおすすめです。

薬膳的メモ

れんこんは調理法によって特性が変わるため、体調や季節に応じた使い方を心がけてください。

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れんこんは、生のものは涼性で余分な熱を鎮め、血の滞りを散らすとされ、加熱するとその冷やす性質がやわらぎ、脾胃を補う食材になるといわれています。体に余分な熱がこもるときや、胃腸の調子を整えたいときに向き、消化を助ける料理にも取り入れやすい食材です。特に冬場には温かい煮物やスープにして、体を内側から整える使い方が好まれます。

蓮根
目次

蓮根の旬と種類・選び方

蓮根の効能をおいしく取り入れるなら、旬の時期と種類、選び方を知っておくと使いやすくなります。シャキシャキからもちもちまで、切り方や部位で食感が変わる、冬を彩る縁起のよい食材です。

旬は秋から冬、縁起物のれんこん

れんこんは、ハスの地下茎が肥大したものを食べる野菜です。新れんこんが出回る夏から初秋もみずみずしくおいしいですが、甘みがのる本格的な旬は秋から冬で、お正月の需要が高まる年末にとくに多く出回ります。穴が空いた姿が「先(未来)を見通す」に通じることから、おせちや祝い事に欠かせない縁起物とされています。主な産地は、全国一の生産量をほこる茨城県(霞ヶ浦周辺)のほか、徳島県や佐賀県、愛知県などです。金沢の加賀野菜である加賀蓮根のように、地域で大切に育てられてきた品種もあります。

先端・中央・根元で食感が違う

れんこんは、ひとつの節でも部位によって食感が異なり、向く料理が変わります。

部位 特徴・向く料理
先端 やわらかくシャキシャキ。サラダや酢の物に
中央 ほどよい食感でバランス型。きんぴらや炒め物に
根元 粘りと甘みが強い。すりおろしや煮物、れんこん餅に

シャキシャキ感を楽しむなら先端を薄切りに、もちもち感を生かすなら根元をすりおろしてと、部位で使い分けると持ち味が生きます。薄く切ってさっと火を通せばシャキッと、厚く切ってじっくり加熱すればほくほくと、切り方でも食感が変わります。

選び方とアク・変色対策

おいしい蓮根を選ぶときは、次のような点を目安にすると見分けやすくなります。

  • 太くまっすぐで、ふっくらと丸みがあり、ずっしり重いもの
  • 皮が薄い茶色でつやがあり、傷や変色の少ないもの
  • 切り口がみずみずしく、穴の内側が黒ずんでいないもの

れんこんは、切ったまま置くと、アクで切り口が黒ずみやすい野菜です。白く仕上げたいときは、皮をむいて切ったらすぐに酢水にさらすと、変色を抑えられます。きんぴらや酢の物など、白さを生かす料理ではこのひと手間が効きます。色を気にしない煮物などでは、さらさずに使ってもかまいません。

蓮根のおすすめの食べ方

蓮根は、シャキシャキともちもち、二つの食感を生かして、和洋中どんな料理にもなじみます。定番の食べ方を紹介します。

きんぴら・煮物・はさみ揚げに

薄切りや乱切りにして甘辛く炒めるきんぴらは、シャキシャキ食感が楽しめる定番です。筑前煮などの煮物に加えると、ほっくりとして煮汁がしみ、冬らしい一品になります。穴に肉だねを詰めて揚げるはさみ揚げや、衣をつけた天ぷらは、外はカリッと中はもちっと仕上がります。厚めに切って加熱すると、ほくほくした食感を存分に味わえます。

サラダ・酢ばす・すりおろしに

薄切りにしてさっとゆで、マヨネーズやドレッシングで和えるサラダは、シャキシャキ感が引き立ちます。甘酢に漬ける酢ばすは、彩りのよい箸休めやおせちの一品になります。すりおろした根元のれんこんは、団子にして焼いたり蒸したりするれんこん餅や、汁物に加えてとろみをつけるのにも向きます。生のすりおろしを加えると、汁物がふんわりとやさしい口当たりになります。

蓮根の保存のコツ

泥つきのれんこんは比較的日もちするので、新聞紙に包んで冷暗所か冷蔵庫の野菜室で保存します。カットしたものは切り口から乾燥・変色しやすいので、ラップでぴったり包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫で早めに使いきります。すぐに使いきれないときは、薄切りにして酢水でさっとゆで、水気をきって冷凍しておくと、炒め物や煮物に使えて便利です。乾燥させた製品も便利で、水で戻して使える乾燥加賀蓮根を常備しておくと、あと一品ほしいときに役立ちます。

あわせて、同じハスから採れる蓮の実の効能や、同じくおせちの縁起物であるくわいの効能も知っておくと、冬の食卓づくりの参考になります。

秋から冬に旬を迎える蓮根は、きんぴらや煮物、はさみ揚げ、サラダや酢ばすまで、食感の違いを楽しめる縁起のよい食材です。シャキシャキの先端、バランスのよい中央、もちもちの根元と、部位や切り方に合わせて使い分けると持ち味が生きます。先を見通す縁起物として、冬の食卓やお祝いの席に、旬の蓮根を取り入れてみてください。

効能 野菜薬膳
理血類 蓮根 野菜の効能
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この記事を書いた人

山川 麻子のアバター 山川 麻子 YAKUZEN TOKYO株式会社 代表

1982年生まれ。デジタルマーケティングや某百貨店のリアルマーケティングソーシャルを軸にしたD2C型アパレル事業の立ち上げに従事。過労と精神的素因によりドクターストップがかかり休職。原因を模索する中、中医薬膳と出会い食材の効能を使い体を整える方法に感銘を受ける。薬膳をもっと早くに知っておいたらよかったという思いから今までの経験を生かし、自身の体質と向き合い、手軽に薬膳を取り入れられるサブスクサービスを展開することを決意。2020年国際薬膳師の資格を取得。

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四気五味
大熱性 寒性 平性 平(涼)性 微寒 微寒性 微温性 微苦味 微酸味 涼性 淡味 渋味 温性 熱性 甘味 肝 胃 脾 腎 苦味 辛味 酸味 鹹味
帰経
大腸 小腸 心 心肝 肝 肺 胃 脾 脾胃 腎 腸 膀胱
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