バナナの効能
バナナの効能
余分な熱を取り除き、腸を潤す作用があると言われ、便秘や乾燥による喉の渇きを和らげます。
そのまま食べるほか、スムージーやパンケーキに加えることで甘味を引き立てられます。
バナナは余分な熱を取り除き、胃腸を潤す作用があると言われています。手軽に食べられる果物です。
バナナは甘味をもち、寒性で、体にこもった余分な熱をしずめ、腸をうるおすとされる果物です。クリーミーな食感とゆたかな甘みが持ち味で、暑さで体に熱がこもるときや、すっきり過ごしたいときの養生に向くとされます。そのまま手軽に食べられるほか、スムージーやヨーグルト、焼き菓子にも使いやすい果物です。

バナナの旬と種類・選び方
バナナの効能をおいしく取り入れるなら、出回る時期と種類、選び方を知っておくと使いやすくなります。ゆたかな甘みとなめらかな食感が持ち味の、一年を通して手に入る果物です。
通年出回り、追熟で食べ頃になる
バナナは、フィリピンやエクアドルなどから輸入されるものが主で、一年を通して手に入ります。沖縄などでつくられる国産バナナは、夏から秋に出回りますが、量はわずかです。輸入バナナは、まだ青いうちに収穫され、運ばれるあいだや店先で追熟して黄色く色づきます。買ってからも常温で追熟が進み、皮に茶色い斑点(シュガースポット)が出てくると、甘みがのった食べ頃の目安です。青みが残るものは、常温に置いて追熟させてから食べます。
フィリピン産・高地栽培・モンキーバナナ
バナナは、産地や品種によって、甘みや大きさが変わります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| フィリピン産 | もっとも一般的。手頃で、ほどよい甘みとやわらかさ |
| 高地栽培バナナ | 標高の高い土地で育つ。甘みが強く、濃厚な味わい |
| モンキーバナナ | 小ぶりで皮がうすい。甘みが濃く、もっちりした食感 |
ふだん使いには、手頃なフィリピン産が便利です。濃厚な甘みを楽しむなら高地栽培バナナ、小ぶりで甘みの強いものが好みならモンキーバナナが向きます。沖縄などの国産バナナは皮ごと食べられるものもありますが、出回る量は少なめです。好みや使い方に合わせて選び分けると、バナナの持ち味が生きます。
選び方と食べ頃のコツ
よいバナナを選ぶときは、次のような点を目安にすると見分けやすくなります。
- 軸がしっかりしていて、付け根が傷んでいないもの
- 全体にふっくらと丸みがあり、角ばっていないもの
- 皮に茶色い斑点が少し出てきたもの(甘みがのった食べ頃)
バナナは、青みが残るうちは常温に置いて追熟させ、シュガースポットが出てきたら食べ頃です。皮全体が黄色く色づき、軸の近くがやや弾力をもってきたころが、甘みののった目安になります。追熟を早めるコツや、長もちさせる置き方は、このあとの保存で紹介します。
バナナのおすすめの食べ方
バナナは、ゆたかな甘みとなめらかな食感を生かして、そのままはもちろん、デザートや焼き菓子にも使えます。定番の食べ方を紹介します。
そのまま・スムージー・ヨーグルトに
バナナの持ち味がいちばん生きるのは、よく熟したものをそのまま食べる食べ方です。皮をむくだけで手軽に食べられ、朝食やおやつにぴったりです。牛乳やヨーグルトと合わせてミキサーにかけると、なめらかなスムージーになります。薄切りにしてヨーグルトやシリアルにのせると、彩りと甘みが加わります。ほかの果物や葉野菜と合わせたスムージーにすると、自然な甘みととろみがまとめ役になります。冷やして食べると、暑い日にもさっぱり楽しめます。
焼き菓子・焼きバナナに
バナナは、加熱するとさらに甘みが増します。フォークでつぶして、パンケーキやマフィン、バナナブレッドの生地に練り込むと、自然な甘みとしっとりした食感が加わります。輪切りにしてフライパンやトースターで焼く焼きバナナは、とろりとした口当たりになり、アイスを添えると手軽なデザートになります。熟しすぎて皮が黒くなったバナナは、香りと甘みが強くなるので、焼き菓子やスムージーに使うと無駄なく楽しめます。
バナナの保存のコツ
バナナは、食べ頃になるまでは常温で追熟させるのが基本です。冷蔵庫に入れると皮が黒くなりやすいので、青いうちは常温に置きます。房から一本ずつ分けて、付け根をラップで包むと、追熟がゆるやかになり、長もちします。直射日光を避け、風通しのよい場所に置きます。熟しすぎたバナナは、皮をむいて一口大に切り、冷凍しておくと、スムージーやアイス代わりに使えて便利です。つぶして冷凍しておけば、焼き菓子にも使えます。
あわせて、同じく体の余分な熱をしずめ、うるおいを与えるとされるメロンの効能や、同じく胃腸をいたわるとされる果物のりんごの効能も知っておくと、季節の食卓づくりの参考になります。
一年を通して楽しめるバナナは、そのままはもちろん、スムージーやヨーグルト、焼き菓子や焼きバナナまで、ゆたかな甘みを楽しめる果物です。手頃なフィリピン産、濃厚な高地栽培バナナ、甘みの強いモンキーバナナと、好みや用途で使い分けると持ち味が生きます。暑さで熱がこもりやすいときや、すっきり過ごしたいときの養生に、バナナを取り入れてみてください。
