りんごの効能
りんごの効能
余分な熱を取り除くとされ、消化を助ける効果が期待されています。
そのまま食べるほか、焼きりんごやスムージーにして酸味と甘味を活かすと良いです。
りんごは体の熱を取り除き、胃腸を整える作用があると言われています。季節を問わず取り入れやすい果物です。
りんごは甘味と酸味をもち、涼性で、体にこもった余分な熱をしずめ、のどや体をうるおし、胃腸のはたらきを整えるとされる果物です。さわやかな甘酸っぱさとシャキッとした食感が持ち味で、のどが渇くときや、胃をいたわりたいときの養生に向くとされます。そのまま食べるほか、すりおろしや焼きりんご、お菓子にも使いやすい果物です。

りんごの旬と種類・選び方
りんごの効能をおいしく取り入れるなら、旬の時期と種類、選び方を知っておくと使いやすくなります。さわやかな甘酸っぱさとシャキッとした食感が持ち味の、秋から冬に旬を迎える果物です。
旬は秋から冬、貯蔵で通年出回る
りんごは、すずしい地域で育つ果物で、青森や長野などが主な産地です。収穫の旬は秋から冬(9月から12月ごろ)で、早生の品種は9月ごろ、主力の品種は晩秋から冬にかけて出回ります。低温でじょうずに貯蔵されるため、一年を通して手に入ります。品種によって、甘みの強いもの、酸味のきいたもの、果肉のかたさが変わるので、好みや使い方に合わせて選べます。皮にも風味があるので、よく洗えば皮ごと食べられます。
ふじ・つがる・紅玉・王林
りんごは、品種によって甘みや酸味、使いやすさが変わります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ふじ | もっとも人気。甘みが強く、シャキッとした食感。生食に |
| つがる | 早生種で、初秋に出回る。みずみずしく、ほどよい甘み |
| 紅玉 | 酸味がしっかり。煮崩れしにくく、焼き菓子や料理に向く |
| 王林 | 青りんご。香りがよく、甘みが強くて酸味はおだやか |
生でそのまま食べるなら、甘みの強いふじや、香りのよい王林が向きます。アップルパイやジャムなど、加熱して使うなら、酸味がしっかりして煮崩れしにくい紅玉が便利です。初秋にいち早く楽しみたいときは、つがるが出回ります。用途や好みで選び分けると、りんごの持ち味が生きます。
選び方と扱い方のコツ
よいりんごを選ぶときは、次のような点を目安にすると見分けやすくなります。
- 軸がしっかりして、全体に色づき、ハリとつやのあるもの
- 手に持つと、ずっしりと重みを感じるもの
- おしりの部分まで色がまわり、香りのよいもの
りんごは、皮にも風味があるので、よく洗えば皮ごと食べられます。切ると切り口が変色しやすいので、塩水やレモン水にさっとくぐらせると、色の変わりをおさえられます。すりおろすと口当たりがやわらかくなり、食欲がないときや小さな子どもにも食べやすくなります。りんごは、ほかの果物の追熟を早める性質があるので、いっしょに置くときはその点を覚えておくと便利です。
りんごのおすすめの食べ方
りんごは、さわやかな甘酸っぱさとシャキッとした食感を生かして、そのままはもちろん、料理やお菓子にも使えます。定番の食べ方を紹介します。
そのまま・すりおろし・サラダに
りんごの持ち味がいちばん生きるのは、よく冷やしてそのまま食べる食べ方です。皮ごとくし形に切ると、シャキッとした食感とさわやかな甘酸っぱさが楽しめます。すりおろして、はちみつやヨーグルトと合わせると、朝食やおやつにぴったりです。薄切りにして、葉野菜やナッツ、チーズと合わせたサラダにすると、甘みと酸味がアクセントになり、食べごたえのある一皿になります。
焼きりんご・コンポート・お菓子に
りんごは、加熱するとさらに甘みが引き立ちます。芯をくり抜いてバターやシナモンを詰めて焼く焼きりんごは、とろりとした口当たりになり、寒い季節のデザートにぴったりです。砂糖やレモンでことこと煮るコンポートは、ヨーグルトやパンに添えても楽しめます。酸味のしっかりした紅玉は、アップルパイやジャムなど、加熱するお菓子によく合います。煮崩れしにくいので、形を残したいときにも便利です。たくさんあるときは、コンポートにして保存すると無駄になりません。
りんごの保存のコツ
りんごは、乾燥に弱いので、ポリ袋に入れて口を軽く閉じ、冷蔵庫の野菜室で保存すると鮮度を保てます。りんごは、ほかの果物や野菜の追熟を早める性質があるので、別々に保存するか、追熟を進めたいものといっしょに置くなど、使い分けると便利です。すりおろして冷凍しておくと、スムージーやお菓子づくりに使えます。切ったものは塩水にくぐらせ、ラップで包んで早めに使いきります。コンポートにすれば、長く楽しめます。
あわせて、同じく体をうるおし、のどの渇きをやわらげるとされる梨の効能や、同じく胃のはたらきを助けるとされる果物のキウイフルーツの効能も知っておくと、季節の食卓づくりの参考になります。
秋から冬に旬を迎えるりんごは、そのままはもちろん、すりおろしやサラダ、焼きりんごやお菓子まで、さわやかな甘酸っぱさを楽しめる果物です。甘みのふじ、酸味の紅玉、香りの王林と、用途や好みで使い分けると持ち味が生きます。のどが渇くときや、胃をいたわりたいときの養生に、りんごを食卓に取り入れてみてください。
