ブロッコリーの効能
ブロッコリーの効能
脾と腎を補い、胃腸の働きを整えつつ、体力を高めるとされています。
蒸すか茹でて、サラダやスープに加えると、栄養を損なわず美味しくいただけます。
筋肉や関節の強化に役立つとされ、体を丈夫に保つサポートが期待されます。
この野菜の乾燥品乾燥ブロッコリー →
ブロッコリーは、脾と腎を補う作用があるとされます。胃腸を整える働きがあり、特に消化不良や体力低下に役立つ食材です。また、筋肉や骨を強化する効果も期待でき、成長期の子どもや疲れやすい大人に適しています。蒸したり茹でたりしてサラダやスープにすると、栄養を効率的に摂取できます。

ブロッコリーの旬と種類・選び方
ブロッコリーの効能をおいしく取り入れるなら、旬の時期と種類、選び方を知っておくと使いやすくなります。こんもりとした花のつぼみ(花蕾)と、太い茎の両方を味わえる、冬を代表する野菜です。
旬は冬、寒さで甘みが増す
ブロッコリーは通年出回りますが、旬は11月から3月ごろの冬です。寒さに当たると甘みが増し、つぼみが紫がかることがありますが、これは甘くなったサインなので、味は落ちません。主な産地は、夏は北海道、冬は愛知県・埼玉県・香川県などで、季節によって産地が移り変わります。年間を通して食卓に欠かせない野菜として消費が伸び、国の「指定野菜」にも加えられました。つぼみだけでなく、茎もおいしく食べられるのが特徴です。
茎ブロッコリー・ロマネスコなど
ブロッコリーには、形や食感の異なる仲間があり、料理に合わせて選べます。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ブロッコリー | 一般的。こんもりした花蕾と太い茎 |
| 茎ブロッコリー(スティックセニョール) | 細い茎が長く、アスパラのような食感 |
| ロマネスコ | 黄緑で渦巻き状。コリッとした歯ごたえ |
| ブロッコリースプラウト | 発芽したばかりの新芽。生でサラダに |
炒め物やお弁当の彩りには細い茎ブロッコリー、見た目を楽しむならロマネスコ、生でさっぱり食べたいならスプラウトと、用途で選び分けられます。どれも、ブロッコリーと同じように下ゆでや加熱で使えます。
選び方と茎の使い方
おいしいブロッコリーを選ぶときは、次のような点を目安にすると見分けやすくなります。
- つぼみが濃い緑色で、こんもりと密に締まっているもの
- 黄色い花が開いていないもの(開くと味が落ちる)
- 茎の切り口がみずみずしく、すき間(す)が入っていないもの
太い茎は、外側のかたい皮を厚めにむくと、甘くやわらかい部分が出てきます。捨てずに、薄切りやスティック状にして、炒め物やきんぴら、スープに使うと無駄がありません。
ブロッコリーのおすすめの食べ方
ブロッコリーは、ゆで方や加熱のしかたで、食感も風味も変わります。下ごしらえのコツから定番料理まで紹介します。
ゆで方・蒸し方のコツ
ブロッコリーは小房に分け、塩を加えた湯でさっとゆでます。ゆですぎると、色も食感も水っぽくなるので、鮮やかな緑になったら引き上げ、ざるにあげて自然に冷ますと、水っぽくなりません。蒸したり、ラップをして電子レンジで加熱したりすると、うまみや甘みが流れ出にくく、味が濃く仕上がります。小房は大きさをそろえて切ると、火の通りが均一になります。茎は火が通りにくいので、つぼみより少し早めに湯へ入れると、ゆで上がりがそろいます。
サラダ・炒め物・スープに
下ゆでしたブロッコリーは、オリーブオイルと塩、マヨネーズやおかかであえるだけでも、立派な一品になります。にんにくやベーコンと炒めたり、卵やえびと中華風に炒め合わせたりすると、ごちそう感が出ます。グラタンやシチュー、ポタージュにすれば、彩りとボリュームが加わります。つぶしてポタージュにすると、なめらかで食べやすくなります。乾燥させた製品も便利で、水で戻してスープや料理に使える乾燥ブロッコリーのような商品を常備しておくと、あと一品ほしいときに役立ちます。
ブロッコリーの保存のコツ
ブロッコリーは、収穫後に花が咲こうとして傷みやすいので、早めに使いきります。生のまま保存するときは、ポリ袋に入れて、茎を下にして立てた状態で冷蔵庫の野菜室に入れると、鮮度を保てます。すぐに使わないときは、かために下ゆでして水気をきり、小房に分けて冷凍しておくと、凍ったまま炒め物やスープに使えて便利です。生のまま小房にして冷凍することもできますが、ゆでてからのほうが色と食感を保ちやすくなります。
あわせて、同じく冬が旬で脾腎を補うとされる山芋の効能や、同じアブラナ科の大根の効能も知っておくと、冬の食卓づくりの参考になります。
冬に甘みを増すブロッコリーは、つぼみも茎も使え、ゆで方ひとつで味わいが変わる便利な野菜です。ゆですぎを避け、蒸し加熱も取り入れれば、甘みと食感を存分に楽しめます。寒い季節に甘くなる旬のブロッコリーを、毎日の食卓に取り入れてみてください。
