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唐辛子の効能

2026 6/10
効能 野菜薬膳
温裏類
2025年2月28日2026年6月10日
唐辛子の効能
分類温裏類
四気五味温性、辛味
帰経脾、心

旬夏
主な産地大分/福岡/栃木

野菜の効果

胃を温め、寒邪を発散し、消化を助けるとされています。胃痛や腹痛に効果があります。

おすすめの食べ方

炒め物や煮物に加えるほか、調味料としても使用できます。辛さが料理に深みを与えます。

薬膳的メモ

唐辛子は体を温め、冷え性や消化不良の改善に役立つとされ、寒い季節に特に効果的です。

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唐辛子は辛味をもち、熱性で、胃を温めて冷えを発散させ、食を進めるとされる薬味です。冷えが気になるときや、冷たいものが続いて食欲が落ちやすいときの養生に向くとされ、料理に少し加えると、辛みとともに体を温めたいときに使いやすい食材です。刺激が強いので、少量ずつ使うのが向いています。

唐辛子
目次

唐辛子の旬と種類・選び方

唐辛子の効能をおいしく取り入れるなら、旬の時期と種類、選び方を知っておくと使いやすくなります。生でも乾燥でも、粉でもペーストでも使える、世界中の料理に辛みと深みを加える薬味です。

生は夏から秋、乾燥は通年

唐辛子は、ナス科の植物の果実で、中南米が原産です。生の青唐辛子や赤唐辛子の旬は夏から秋(7月から10月ごろ)で、この時期は生のフレッシュな辛みが楽しめます。赤く熟したものを乾燥させた唐辛子は、保存がきき、一年を通して使えます。日本では各地で栽培され、京都の伏見唐辛子や万願寺とうがらしのように、辛みのおだやかな甘とうがらしも親しまれています。生のシーズンと乾燥の通年を使い分けると、辛みの幅が広がります。

鷹の爪・青唐辛子・粉唐辛子

唐辛子は、熟し方や加工によって、いくつかの形で使われます。

種類 特徴
鷹の爪(乾燥赤唐辛子) 赤く熟した実を乾燥。しっかりした辛みで、炒め物や鍋に
青唐辛子 未熟な実。さわやかでシャープな辛み。薬味や漬物に
粉唐辛子(一味・韓国産) 挽いた粉。一味は辛く、韓国産はまろやかでうま味がある

炒め物や鍋にはそのまま使える鷹の爪、さわやかな辛みを足すなら青唐辛子、振りかけて使うなら粉唐辛子と、料理に合わせて選び分けられます。一味唐辛子や七味唐辛子、柚子胡椒、豆板醤、コチュジャンなど、唐辛子を使った調味料も豊富で、辛さの個性を生かして使えます。

選び方と扱い方のコツ

よい唐辛子を選ぶときは、次のような点を目安にすると見分けやすくなります。

  • 乾燥唐辛子は、つやのある赤色で、しわが少なく折れていないもの
  • 生の唐辛子は、ハリとつやがあり、しなびていないもの
  • 粉唐辛子は、色が鮮やかで、香りがしっかり立つもの

唐辛子は、種とワタの部分にいちばん辛みが集まっています。辛みをおさえたいときは種を取り除き、しっかりきかせたいときは種ごと使うと、辛さを調整できます。乾燥唐辛子は、油で熱すると辛みと香りが移りやすくなりますが、焦がすと苦くなるので弱火で扱います。生の唐辛子を切ったあとは、手で目や顔をさわらないように気をつけ、手をよく洗います。

唐辛子のおすすめの食べ方

唐辛子は、辛みと香りを生かして、炒め物から鍋、薬味まで幅広く使えます。定番の使い方を紹介します。

炒め物・鍋・煮込みに

唐辛子の辛みがいちばん生きるのは、炒め物や煮込みです。乾燥唐辛子をにんにくと油で熱して香りを移すペペロンチーノは、シンプルながら奥深い一皿です。麻婆豆腐やエビチリ、四川料理では、豆板醤とあわせて辛みとこくを出します。キムチ鍋やチゲ、ペペロンチーノ、アラビアータなど、世界中の料理で辛みのアクセントになります。寒い時期の鍋に加えると、辛みとともに体を温めたいときにもよく合います。

薬味・調味料・漬物に

唐辛子は、少量で料理を引き締める薬味としても活躍します。一味唐辛子はうどんや汁物に、七味唐辛子は香りも楽しめる薬味として焼き鳥や丼に向きます。青唐辛子を刻んでしょうゆや味噌に漬けると、ごはんが進む常備菜になります。柚子胡椒は、鍋や焼き魚、肉料理にさわやかな辛みを添えます。ぬか漬けや浅漬けに乾燥唐辛子を一本入れると、味が締まり、防腐の役目も果たします。

唐辛子の保存のコツ

乾燥唐辛子は日もちしますが、湿気を吸うと風味が落ちやすいので、密閉容器に入れて、直射日光を避けた冷暗所で保存します。長く使わないときは、密閉して冷凍庫に入れておくと、色と辛みを保ちやすくなります。粉唐辛子は香りが飛びやすいので、少量ずつ買って早めに使いきります。生の唐辛子は、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、使いきれないときは小分けにして冷凍しておくと、必要なときに少しずつ使えて便利です。

あわせて、同じく体を温めるとされる生姜の効能や、同じく料理に辛みと香りを加える温性の胡椒の効能も知っておくと、薬味使いの参考になります。

夏から秋に生の旬を迎える唐辛子は、炒め物や鍋、薬味や調味料まで、辛みと香りで料理を引き立てる薬味です。しっかり辛い鷹の爪、さわやかな青唐辛子、振りかけやすい粉唐辛子と、用途に合わせて選び分けると持ち味が生きます。冷えや食欲が気になる季節の養生に、唐辛子を少量ずつ取り入れてみてください。

効能 野菜薬膳
唐辛子 温裏類 野菜の効能
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この記事を書いた人

山川 麻子のアバター 山川 麻子 YAKUZEN TOKYO株式会社 代表

1982年生まれ。デジタルマーケティングや某百貨店のリアルマーケティングソーシャルを軸にしたD2C型アパレル事業の立ち上げに従事。過労と精神的素因によりドクターストップがかかり休職。原因を模索する中、中医薬膳と出会い食材の効能を使い体を整える方法に感銘を受ける。薬膳をもっと早くに知っておいたらよかったという思いから今までの経験を生かし、自身の体質と向き合い、手軽に薬膳を取り入れられるサブスクサービスを展開することを決意。2020年国際薬膳師の資格を取得。

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帰経
大腸 小腸 心 心肝 肝 肺 胃 脾 脾胃 腎 腸 膀胱
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