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菊花の効能

2026 6/10
効能 野菜薬膳
辛涼解表類
2025年1月17日2026年6月10日
菊花の効能
分類辛涼解表類
四気五味甘味、辛味、苦味、微寒性
帰経肺、肝

旬秋〜初冬
主な産地愛知/鹿児島/沖縄

野菜の効果

発汗作用により体表の熱を取り除くと考えられています。肝の熱を和らげ、目の疲れや赤みを整える助けになると言われています。

おすすめの食べ方

天ぷらや酢の物、茶碗蒸しに加えて、菊の花の香りと彩りを楽しめます。

薬膳的メモ

菊花は目のケアや体内の熱を整える助けになるとされ、疲れを感じたときに取り入れたい食材です。

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菊花は甘味と苦味をもち、涼性で、体にこもった余分な熱をしずめ、目や頭をすっきりさせるとされる食材です。あざやかな花びらとほのかな香りが持ち味で、目を使いすぎたと感じるときや、すっきり過ごしたいときの養生に向くとされます。酢の物や天ぷら、料理の彩りから菊花茶まで、目にも楽しい、秋を彩る食材です。

菊花
目次

菊花の旬と種類・選び方

菊花の効能をおいしく取り入れるなら、旬の時期と種類、選び方を知っておくと使いやすくなります。あざやかな花びらと、ほのかな香りや苦みが持ち味の、秋を代表する食用の花です。

食用菊の旬は秋、乾燥品は通年

菊花は、キク科の植物の花を食べる食材で、観賞用とは別に、食用に育てられた品種があります。生の食用菊の旬は秋(9月から11月ごろ)で、新潟や山形、青森など、東北や北陸で古くから親しまれてきました。乾燥させた菊花は、菊花茶として一年を通して手に入ります。中国でも、体にこもった熱をやわらげる薬膳茶として、古くから使われてきました。花びらを一枚ずつほぐして使い、あざやかな色合いが、料理に季節感と彩りを添えます。

黄菊・紫菊(もってのほか)・菊花茶

菊花は、色や使う形によっていくつかの選び方があります。

種類 特徴
黄菊 もっとも一般的な食用菊。くせが少なく、酢の物や彩りに
紫菊(もってのほか) 紫色の食用菊。香りがよく、シャキッとした食感が持ち味
菊花茶 乾燥させた白菊や黄菊。お湯を注いでお茶として手軽に

料理の彩りや酢の物には、くせの少ない黄菊が使いやすく、香りと食感を楽しむなら、紫色の「もってのほか」(かきのもと)が向きます。お茶として手軽に取り入れるなら、乾燥させた菊花茶が便利です。生の食用菊で季節を味わうか、乾燥品でいつでも楽しむか、用途で選び分けると、菊花の持ち味が生きます。刺身に添える小菊は、彩りと香りづけに使われます。

選び方とゆで方のコツ

よい菊花を選ぶときは、次のような点を目安にすると見分けやすくなります。

  • 花びらがいきいきとして、色があざやかなもの
  • 花びらにハリがあり、しおれたり変色したりしていないもの
  • 乾燥品は、香りがよく、湿気ておらずよく乾いているもの

生の食用菊は、花びらを一枚ずつ、がくから外してほぐします。お湯に少量の酢を加えて、ほぐした花びらをさっとゆでると、色があざやかに保たれ、独特のぬめりや苦みもやわらぎます。ゆですぎると食感が抜けるので、さっと湯にくぐらせる程度にして、すぐ冷水にとり、水けをしぼります。こうしておくと、酢の物やあえ物、彩りにすぐ使えます。菊花茶は、乾燥した花にお湯を注ぐだけで、手軽に楽しめます。

菊花のおすすめの食べ方

菊花は、あざやかな花びらとほのかな香りを生かして、酢の物や彩り、お茶まで幅広く使えます。定番の食べ方を紹介します。

酢の物・おひたし・彩りに

菊花の持ち味がいちばん生きるのは、秋の酢の物です。さっとゆでた花びらを、甘酢であえると、あざやかな色とシャキッとした食感、ほのかな香りが楽しめます。きゅうりやきのこと合わせると、彩りのよい一品になります。だしであえるおひたしや、白あえも、上品な味わいです。茶碗蒸しや吸い物、ちらしずしに散らすと、料理がぐっと華やかになります。刺身のつまにすれば、彩りと香りづけになります。秋のおもてなしや行楽の一品にもよく合います。

天ぷら・菊花茶に

菊花は、加熱してもおいしく楽しめます。花を丸ごと、または花びらをまとめて、薄い衣をつけて揚げる天ぷらは、ふんわりとした口当たりと、ほのかな香りが味わえます。乾燥させた菊花にお湯を注ぐ菊花茶は、やさしい香りで、ほっと一息つきたいときによく合います。くこの実やなつめ、緑茶と合わせると、彩りのよい薬膳茶になります。冷やしてアイスにしても、すっきりと楽しめます。生の菊花も乾燥菊花も、それぞれの持ち味を生かして、料理やお茶に取り入れられます。

菊花の保存のコツ

生の食用菊は乾燥に弱く、傷みやすいので、湿らせたキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存し、早めに使いきります。たくさんあるときは、花びらをほぐして、酢を加えた湯でさっとゆで、水けをしぼってから小分けにして冷凍すると、彩りや酢の物に使えて便利です。乾燥菊花や菊花茶は、湿気を吸うと風味が落ちるので、密閉容器に入れ、湿気を避けた冷暗所で保存します。香りが飛ばないうちに使いきると、おいしく楽しめます。

あわせて、同じく目をいたわるとされるくこの実の効能や、同じく薬膳茶に使われ熱をしずめるとされる桑の葉の効能も知っておくと、薬膳茶づくりの参考になります。

秋に旬を迎える菊花は、酢の物やおひたし、彩りや天ぷら、菊花茶まで、あざやかな花びらとほのかな香りを楽しめる食材です。くせの少ない黄菊、香りの紫菊(もってのほか)、手軽な菊花茶と、用途で使い分けると持ち味が生きます。目を使いすぎたと感じるときや、すっきり過ごしたいときの養生に、菊花を取り入れてみてください。

効能 野菜薬膳
菊花 辛涼解表類 野菜の効能
辛涼解表類
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この記事を書いた人

山川 麻子のアバター 山川 麻子 YAKUZEN TOKYO株式会社 代表

1982年生まれ。デジタルマーケティングや某百貨店のリアルマーケティングソーシャルを軸にしたD2C型アパレル事業の立ち上げに従事。過労と精神的素因によりドクターストップがかかり休職。原因を模索する中、中医薬膳と出会い食材の効能を使い体を整える方法に感銘を受ける。薬膳をもっと早くに知っておいたらよかったという思いから今までの経験を生かし、自身の体質と向き合い、手軽に薬膳を取り入れられるサブスクサービスを展開することを決意。2020年国際薬膳師の資格を取得。

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