ミントの効能
ミントの効能
ミントは発汗を促し、体内の余分な熱や毒を排出する作用があります。
ハーブティーやサラダ、ソースに活用し、爽快感を料理に加えます。
体内の余分な熱を取り除き、気の巡りを良くする効果が期待されます。
ミント(薄荷)は辛味をもち、涼性で、体にこもった余分な熱をしずめ、気の巡りを整えて、頭や気分をすっきりさせるとされるハーブです。清涼感のあるさわやかな香りが持ち味で、気分を切り替えたいときや、すっきり過ごしたいときの養生に向くとされます。ハーブティーやドリンク、デザートから料理の香りづけまで、幅広く使える香りの楽しい食材です。

ミントの旬と種類・選び方
ミントの効能をおいしく取り入れるなら、旬の時期と種類、選び方を知っておくと使いやすくなります。清涼感のあるさわやかな香りが持ち味の、育てやすく使い道の広いシソ科のハーブです。
生葉の旬は春から秋、乾燥品は通年
ミントは、シソやバジルと同じシソ科の多年草で、世界中で古くから親しまれてきたハーブです。生の葉の旬は、成長期の春から秋(4月から10月ごろ)で、生命力が強く、家庭のプランターでも手軽に育てられます。乾燥させたものやティーは、一年を通して手に入ります。和種の薄荷(ハッカ)も、ミントの仲間です。生のいきいきとした葉は料理やドリンクの飾りに、乾燥葉はお茶にと、形によって使い分けられます。摘みたての香りがいちばんさわやかなので、生で使うときは新しいものを選びます。
スペアミント・ペパーミント・乾燥ミント
ミントは、品種や形によって香りの強さが変わります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| スペアミント | 香りがおだやかで甘い。料理やモヒートなど、生食に向く |
| ペパーミント | 清涼感が強い。ティーやお菓子、香りづけに向く |
| 乾燥ミント | 葉を乾燥させたもの。ミントティーとして手軽に使える |
料理やドリンクにさわやかさを添えるなら、香りのおだやかなスペアミントが使いやすく、清涼感をしっかり楽しみたいときは、ペパーミントが向きます。お茶として手軽に取り入れるなら、乾燥ミントが便利です。生のさわやかさを楽しむなら摘みたての葉、いつでも使いたいなら乾燥品と、用途で選び分けると、ミントの持ち味が生きます。
選び方と使い方のコツ
よいミントを選ぶときは、次のような点を目安にすると見分けやすくなります。
- 生葉は、緑色があざやかで、ハリとつやがあるもの
- 葉先がしおれたり、黒く変色したりしていないもの
- 乾燥品は、香りがよく、湿気ておらずよく乾いているもの
ミントは、生の葉を使う直前に、手のひらで軽くたたくか、指でちぎると、香りが立ちます。飾りに使うときは、枝先のやわらかい葉を選ぶと、見た目もきれいです。香りを移したいときは、ちぎってドリンクや料理に加えます。たくさん使うときは、茎ごと加えて、食べる前に取り除くと、香りだけを楽しめます。清涼感が強いので、入れすぎると香りが勝ちすぎることがあり、少しずつ加えて加減するのがおすすめです。
ミントのおすすめの取り入れ方
ミントは、清涼感のあるさわやかな香りを生かして、お茶やドリンクから料理まで幅広く使えます。定番の取り入れ方を紹介します。
ミントティー・ドリンクに
ミントの持ち味がいちばん生きるのは、お茶やドリンクです。生の葉や乾燥葉に熱湯を注ぐと、さわやかな香りのミントティーになります。冷やしてアイスにしても、すっきりと楽しめます。炭酸水やレモン、ライムと合わせれば、暑い日にぴったりのドリンクになります。つぶした葉をライムと炭酸で割るモヒート風のノンアルコールドリンクも、さわやかです。紅茶や緑茶に少し加えても、香りが引き立ちます。砂糖やはちみつを少し加えると、飲みやすく仕上がります。
デザート・サラダ・料理に
ミントは、料理やデザートの香りづけにもよく合います。アイスやヨーグルト、フルーツに添えると、彩りとさわやかな香りが加わります。チョコレートとも相性がよく、お菓子づくりにも使えます。刻んでサラダに加えたり、ベトナムの生春巻きやエスニック料理に使ったりすると、香りのアクセントになります。ラム肉や羊料理の臭み消しとしても、古くから使われてきました。きゅうりやトマト、ヨーグルトと合わせると、暑い時季にさっぱりと食べられる一品になります。
ミントの保存のコツ
生のミントは乾燥に弱いので、湿らせたキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。コップに少し水を入れて、切り口をつけて立てておくと、より長もちします。たくさんあるときは、刻んで製氷皿に入れ、水とともに凍らせておくと、ドリンクに使えて便利です。乾燥させて保存すれば、ミントティーとして長く楽しめます。乾燥葉やティーは、湿気を避けた冷暗所で、密閉容器に入れて保存し、香りが飛ばないうちに使いきります。
あわせて、同じくさわやかな香りで気の巡りを助けるとされるパクチーの効能や、同じくシソ科で香りを楽しむ紫蘇の効能も知っておくと、香りを生かした食卓づくりの参考になります。
育てやすく一年中楽しめるミントは、ミントティーやドリンク、デザートから料理の香りづけまで、清涼感のあるさわやかな香りを楽しめるハーブです。おだやかなスペアミント、清涼感のペパーミント、手軽な乾燥ミントと、用途で使い分けると持ち味が生きます。気分を切り替えたいときや、すっきり過ごしたいときの養生に、ミントを取り入れてみてください。
