マンゴーの効能
マンゴーの効能
余分な熱を取り除き、喉の渇きを和らげるとされ、暑い季節の体調管理に役立ちます。
そのままデザートとして楽しむほか、スムージーやサラダに加えると栄養価も高まります。
マンゴーは体の熱を取り、喉の渇きを和らげると言われ、夏にぴったりの果物です。
マンゴーは甘味と酸味をもち、涼性で、体にこもった余分な熱をしずめ、のどの渇きをうるおし、胃のはたらきを助けるとされる果物です。ゆたかな甘みととろりとした果肉が持ち味で、暑い季節に取り入れたいときの養生に向くとされます。そのまま食べるほか、スムージーやヨーグルト、サラダにも使いやすい南国の果物です。

マンゴーの旬と種類・選び方
マンゴーの効能をおいしく取り入れるなら、旬の時期と種類、選び方を知っておくと使いやすくなります。とろりとした果肉とあまい香りが持ち味の、夏に旬を迎える南国の果物です。
国産は初夏から夏、輸入は通年
マンゴーは、ウルシ科の果物で、あたたかい地域で育ちます。宮崎や沖縄などの国産マンゴーの旬は初夏から夏(4月から8月ごろ)で、完熟して甘みがのります。メキシコやフィリピン、タイなどからの輸入マンゴーは、一年を通して出回ります。収穫したては果肉がかたいことが多く、常温で数日おいて追熟させてから食べる果物です。食べ頃の見分け方は、このあとの選び方で紹介します。種が大きく平たいので、種をよけて切り分けます。
アップルマンゴーとペリカンマンゴー
マンゴーは、品種によって色や形、味わいが変わります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| アップルマンゴー | 赤く色づく品種。アーウィンなど。濃厚な甘み。国産に多い |
| ペリカンマンゴー | 黄色く細長い。フィリピン産に多い。さっぱりした甘み |
| キーツマンゴー | 緑色のまま熟す品種。大ぶりで、まろやかな味わい |
濃厚な甘みを楽しむなら、赤く色づくアップルマンゴー、さっぱり食べたいなら黄色いペリカンマンゴーが向きます。緑色のまま熟すキーツマンゴーは、見た目では熟し具合が分かりにくいので、香りと弾力で食べ頃を見ます。好みや用途で選び分けると、マンゴーの持ち味が生きます。
選び方と切り方のコツ
よいマンゴーを選ぶときは、次のような点を目安にすると見分けやすくなります。
- 表面にハリとつやがあり、しわが寄っていないもの
- ふっくらと丸みがあり、あまい香りが立ってきたもの(食べ頃)
- 黒い斑点が多すぎず、傷んでいないもの
マンゴーは、買ってすぐは果肉がかたいことが多いので、常温で追熟させてから食べます。あまい香りが立ち、少し弾力が出てきたら食べ頃です。食べる2〜3時間前に冷蔵庫で冷やすと、味わいが引き立ちます。切るときは、平たい種をよけて、両側の果肉を包丁で切り落とし、果肉に格子状の切り込みを入れて外側に押し出す「花切り」にすると、食べやすく見た目もきれいです。
マンゴーのおすすめの食べ方
マンゴーは、ゆたかな甘みととろりとした果肉を生かして、そのままはもちろん、デザートや料理にも使えます。定番の食べ方を紹介します。
そのまま・ヨーグルト・サラダに
マンゴーの持ち味がいちばん生きるのは、よく冷やしてそのまま食べる食べ方です。花切りにして、スプーンですくって食べると、とろりとした甘みが楽しめます。一口大に切ってヨーグルトにのせると、朝食やおやつにぴったりです。生ハムやモッツァレラ、葉野菜と合わせたサラダにすると、甘みと酸味がアクセントになり、夏らしい一品になります。完熟したマンゴーは、それだけでごちそうになるので、まずはそのままの味わいを楽しむのがおすすめです。
スムージー・シャーベットに
マンゴーは、冷たいデザートにもよく合います。果肉を牛乳やヨーグルトと合わせてミキサーにかけると、なめらかなスムージーやマンゴーラッシーになります。すりつぶして凍らせれば、シャーベットとして暑い日のおやつにぴったりです。一口大に切って凍らせ、半解凍で食べてもおいしく楽しめます。熟しすぎて果肉がやわらかくなったマンゴーは、スムージーやシャーベットに使うと、甘みを生かして無駄なく楽しめます。
マンゴーの保存のコツ
マンゴーは、食べ頃になるまでは常温で追熟させるのが基本です。冷蔵庫に入れると追熟が止まってしまうので、かたいうちは常温に置きます。食べ頃になったら冷蔵庫に移し、早めに食べきりましょう。切ったマンゴーは傷みやすいので、ラップで包むか密閉容器に入れて冷蔵し、その日のうちに食べきります。食べきれないときは、一口大に切って冷凍しておくと、スムージーやシャーベットに使えて便利です。
あわせて、同じく体の余分な熱をしずめ、のどの渇きをうるおすとされるメロンの効能や、同じく南国の果物のライチの効能も知っておくと、夏の食卓づくりの参考になります。
初夏から夏に旬を迎えるマンゴーは、そのままはもちろん、ヨーグルトやサラダ、スムージーやシャーベットまで、ゆたかな甘みを楽しめる南国の果物です。濃厚なアップルマンゴー、さっぱりしたペリカンマンゴーと、好みや用途で使い分けると持ち味が生きます。暑さで熱がこもりやすい季節の養生に、マンゴーを食卓に取り入れてみてください。
