うるち米の効能
うるち米の効能
脾と胃の気を補い、消化不良や疲労感を和らげるとされています。
白米ご飯として炊いたり、お粥やおにぎりにして楽しむのがおすすめです。
胃腸を整え、食欲増進や疲労回復をサポートする働きがあるとされています。
うるち米は脾と胃の機能を補い、消化不良や疲労感を和らげるとされます。食欲がない時や体力を回復させたいときに取り入れるとよい食材です。お粥やスープにすると胃腸にやさしく、日々の養生にも向きます。

うるち米の旬と種類・選び方
うるち米の効能をおいしく取り入れるなら、旬の時期と種類、選び方を知っておくと使いやすくなります。日本人の主食として、毎日の食卓を支えてきた、もっとも身近なお米です。
旬は秋の新米、もち米との違い
うるち米は、ふだんのごはんに使う、いわゆる「白米」のもとになるお米です。稲なので旬は秋で、9月から10月ごろに収穫される新米は、香りとつや、みずみずしさが格別です。お餅やおこわに使うもち米との違いはでんぷんの性質にあり、うるち米は炊くと適度な粘りとほぐれのよさが出て、半透明なのが特徴です。乾燥させて貯蔵がきくので、新米の時期を過ぎても一年を通しておいしく食べられます。
品種と精米度の違い
うるち米は品種が多く、粘りや味わいが異なるので、好みや料理に合わせて選べます。
| 品種 | 特徴 |
|---|---|
| コシヒカリ | 粘りと甘みが強い定番。全国で広く作られる |
| あきたこまち | ほどよい粘りで、冷めてもおいしくおにぎり向き |
| ななつぼし | あっさりして粒立ちがよく、寿司や丼に向く |
同じうるち米でも、精米のしかたで玄米・分づき米・白米・無洗米に分かれます。ぬか層を残した玄米はしっかりした食感、白米はやわらかく食べやすく、無洗米は研ぐ手間がいりません。食感やお好みに合わせて、精米度を選び分けられます。
選び方と研ぎ方・水加減
おいしいうるち米を選び、上手に炊くときは、次のような点を目安にすると失敗しにくくなります。
- 精米した日が新しく、粒がそろって透明感のあるもの
- 割れや欠けが少なく、白く濁った粒が混じっていないもの
- 炊く前に手早く研ぎ、30分ほど浸水させてから炊く
研ぐときは、最初の水を手早く替えてぬかの匂いを残さないのがコツです。新米は水分を多く含むので、水を少し控えめにすると、べたつかずに炊き上がります。お粥にするときは水を多めにし、弱火でじっくり煮ると、なめらかに仕上がります。
うるち米のおすすめの食べ方
うるち米は、炊きたてのごはんはもちろん、和洋中どんな料理にもなじむ万能なお米です。定番の食べ方を紹介します。
ごはん・おにぎり・寿司に
もっとも基本の食べ方は、炊きたてのごはんです。冷めても固くなりにくい品種は、おにぎりやお弁当に向きます。あっさりした粒立ちのよいお米は、酢飯にして寿司やちらし寿司にすると、ネタとよくなじみます。炊き込みごはんや丼もの、チャーハンなど、味をしっかりつける料理にも合い、用途に合わせて品種や炊き方を選ぶと、料理の仕上がりが変わります。
お粥・雑炊・リゾットに
水を多めにしてやわらかく煮るお粥は、胃腸にやさしく、食欲がないときや寒い朝にもなじみます。だしや溶き卵を加える雑炊、残りごはんで手軽に作れるおじやも、体を温めたいときに重宝します。洋風にアレンジするなら、米を炒めてスープで煮るリゾットがおすすめです。すりおろした生姜や梅干しを添えると、お粥がいっそう食べやすくなります。
うるち米の保存のコツ
お米は乾物のようでいて、実は湿気や乾燥、匂い移り、虫に弱い食材です。袋のままより、密閉できる容器やペットボトルに移し、直射日光の当たらない涼しい場所に置きます。とくに気温の高い時期は、冷蔵庫の野菜室で保存すると、風味を保ちやすく虫もつきにくくなります。精米した米は時間とともに風味が落ちるので、1か月を目安に食べきると、おいしくいただけます。
あわせて、同じお米で行事食に使われるもち米の効能や、胃腸をいたわる養生に向く山芋の効能も知っておくと、毎日の食事づくりの参考になります。
日本人の主食であるうるち米は、ごはんやおにぎり、寿司から、お粥や雑炊、リゾットまで、毎日の食卓を支える万能なお米です。粘りの強いコシヒカリ、あっさりしたななつぼしと、品種や精米度に合わせて選び分けると持ち味が生きます。胃腸にやさしい養生のお粥にもなる一杯として、日々の食事に取り入れてみてください。
