ぶどうの効能
ぶどうの効能
気血を補い利尿作用でむくみを改善すると言われています。
そのまま食べるほか、ジュースやゼリー、サラダに加えるのもおすすめです。
気血を補う作用があり、疲れやだるさを感じたときに摂取すると良いとされています。
ブドウは甘味と酸味が調和した果物で、気血を補い、筋肉や骨を強化する作用があるとされています。また、利尿作用もあり、むくみの改善や身体の熱感を和らげる効果が期待されます。特に疲労感や貧血の改善に適しており、日々の食事に取り入れることで、エネルギーの回復を助けます。

ぶどうの旬と種類・選び方
ぶどうの効能をおいしく取り入れるなら、旬の時期と品種、選び方を知っておくと選びやすくなります。みずみずしい甘さと、品種ごとの個性が楽しめる、秋を代表する果物です。
旬は晩夏から秋にかけて
露地もののぶどうが旬を迎えるのは8月から10月ごろで、とくに9月から10月が秋の食べごろです。主な産地は山梨県・長野県・岡山県・山形県などで、なかでも山梨県は生産量が日本一として知られています。デラウェアのような小粒の品種は、ハウス栽培や早生・晩生といった品種の違いで初夏から出回り、巨峰やシャインマスカットなどは夏の終わりから秋にかけてが食べごろです。品種によって出回る時期がずれるため、長く楽しめるのもぶどうの特徴です。
色でわかる品種の違い
ぶどうは皮の色で大きく三つの系統に分かれ、それぞれ味わいに個性があります。
| 系統 | 代表的な品種 | 特徴 |
|---|---|---|
| 黒系 | 巨峰・ピオーネ・ナガノパープル | 濃厚な甘みとコク |
| 赤系 | 甲斐路・クイーンニーナ・デラウェア | 上品な甘さと香り |
| 緑系 | シャインマスカット・瀬戸ジャイアンツ | さわやかで皮ごと食べやすい |
ここ数年は、シャインマスカットやナガノパープルのように、皮ごと食べられて種のない品種が増えています。皮をむく手間がなく、皮の近くの風味まで楽しめるのが人気の理由です。甘みの濃いものが好みなら黒系、さっぱり食べたいなら緑系と、好みや料理に合わせて選べます。
選び方と「ブルーム」の見分け方
おいしいぶどうを選ぶときは、次のような点を目安にすると、新鮮なものを見分けやすくなります。
- 軸が緑色でしっかりし、しなびていないもの
- 粒がぎっしり詰まり、ハリと色づきのよいもの
- 表面に白い粉(ブルーム)がついているもの
粒の表面の白い粉は「ブルーム(果粉)」と呼ばれ、農薬ではなく、ぶどう自身が乾燥や傷みを防ぐために出す天然の成分です。ブルームがまんべんなくついているものは新鮮な証なので、洗い落とさず、食べる直前に洗うのがおすすめです。房の先端(下のほう)の粒まで甘ければ、房全体が熟しているサインになります。
ぶどうのおすすめの食べ方
ぶどうは、そのまま食べるのはもちろん、ひと工夫で楽しみ方が広がります。みずみずしい甘さを生かした使い方を紹介します。
そのまま・皮ごと・冷凍で
ぶどうは、品種のタイプに合わせて食べ方を変えると、持ち味を生かせます。
- 皮ごと食べられる品種:さっと洗って、そのままつまむ
- 皮をむく品種:軸と反対側に浅く切れ目を入れると、つるりとむける
- よく冷やして:甘さが引き立ち、暑い時季にぴったり
皮の近くは香りが強い品種も多いので、皮ごと食べられるものは皮まで味わうのがおすすめです。たくさんあるときの冷凍については、このあとの保存のコツで紹介します。
ジュース・サラダ・お菓子に
ぶどうをミキサーにかければ、濃厚な手作りジュースやスムージーになります。半分に切って、ヨーグルトやグリーンサラダ、生ハムと合わせると、甘みと酸味がアクセントになります。コンポートやゼリー、タルトなどのお菓子にも向き、皮ごと使えば赤や紫の色合いもきれいに残ります。乾燥させた干しぶどう(レーズン)は、パンやお菓子、料理の隠し味にと使い道が広く、ドライフルーツの選び方もあわせて参考になります。
ぶどうの保存のコツ
ぶどうは、房のままだと粒が傷みやすいので、食べる分だけ房から外して使います。保存するときは、洗わずに房のままポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れると、ブルームが保たれて日もちします。粒を一つずつ外すときは、軸を少し残して切り取ると、切り口から傷みにくくなります。食べきれないときは、洗って水気をふき、保存袋に入れて冷凍しておくと、一か月ほど保存できます。冷凍ぶどうは、凍ったままシャーベットのように食べたり、飲み物に浮かべたりと、暑い時季に活躍します。皮ごと凍らせたものは、流水に少し当てると皮がつるりとむけます。
あわせて、同じく血を補うとされるなつめの効能や、秋に旬を迎える梨の効能も知っておくと、秋の食卓づくりの参考になります。
晩夏から秋に旬を迎えるぶどうは、品種ごとに色も味わいも異なります。濃い甘みなら黒系、皮ごとさっぱり食べたいなら緑系と選び分け、ブルームを目印に新鮮なものを選ぶのがおいしく味わうコツです。秋は産地による味の違いも出やすいので、食べ比べながら、季節の味を楽しんでみてください。
