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椎茸の効能

2026 6/10
効能 野菜薬膳
補益類
2025年3月24日2026年6月10日
椎茸の効能
分類補益類
四気五味甘味、平性
帰経胃

旬秋、春
主な産地長野/宮崎/大分

野菜の効果

胃の働きを補い、免疫を高める作用があるとされています。

おすすめの食べ方

煮物やスープに加えると、風味と栄養が豊富に楽しめます。

薬膳的メモ

気を補いながら免疫力を強化する食材として親しまれています。

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椎茸は甘味と平性をもつきのこで、胃腸の働きを助け、気を補うとされています。とくに気力が落ちて疲れやすい「気虚」が気になるときに向く食材です。煮物やスープに加えると旨味が広がり、料理の風味を引き立てます。

椎茸
目次

椎茸の旬と種類・選び方

椎茸の効能をおいしく取り入れるなら、まず旬の時期と、生・干しの使いどころの違いを押さえると選びやすくなります。豊かな旨味と香りが持ち味のきのこです。

旬は春と秋、菌床栽培は通年

原木で育つ椎茸は、春(3月から5月ごろ)と秋(9月から11月ごろ)の年に二度、旬を迎えます。春に採れるものを「春子(はるこ)」、秋のものを「秋子(あきこ)」と呼びます。一方、おがくずなどを使う菌床栽培の椎茸は通年出回るため、生椎茸はいつでも手に入ります。香りや歯ごたえを重視するなら、肉厚に育つ寒い時期の原木椎茸が格別です。乾燥させた干し椎茸は、保存がきき、うまみと香りが凝縮されるため、季節を問わず使えます。

生椎茸と干し椎茸(冬菇・香信)

椎茸には、生と干しがあり、干し椎茸は傘の開き具合で呼び名が変わります。

種類 特徴
生椎茸 肉厚でジューシー。焼き物や鍋、炒め物に
干し椎茸(冬菇/どんこ) 傘が肉厚で丸く、開ききっていない。歯ごたえがよい
干し椎茸(香信/こうしん) 傘が薄く開いたもの。刻んで使いやすい

干し椎茸は、天日に干すことでうまみと香りが増します。煮物に存在感を出したいときは肉厚な冬菇、ちらし寿司や炊き込みご飯のように刻んで使うなら香信と、料理に合わせて選べます。

選び方と干し椎茸の戻し方

生椎茸を選ぶときは、次のような点を目安にすると、新鮮なものを見分けやすくなります。

  • 傘が肉厚でぷっくりとし、開きすぎていないもの
  • 傘の裏のひだが白くきれいで、軸が太くしっかりしたもの
  • かさの表面が乾いていて、ぬめりや変色がないもの

干し椎茸は、冷水にひたして冷蔵庫で5時間から一晩かけてゆっくり戻すと、うまみがよく出ます。低い温度でじっくり戻すほど、うまみのもとになる「グアニル酸」が引き出され、深い味わいになります。急ぐときは、ぬるま湯に少量の砂糖を加えると早く戻りますが、香りを生かすなら時間をかけるのがおすすめです。戻し汁にはうまみがたっぷり出ているので、捨てずに、煮物やスープのだしとして使いましょう。

椎茸のおすすめの食べ方

椎茸は、生と干しで持ち味が違い、それぞれに向く料理があります。旨味を生かした使い方を紹介します。

生は焼き・天ぷら・鍋に

生椎茸は、加熱するとジューシーになり、香りも立ちます。シンプルな使い方が向いています。

  • 焼き椎茸:傘を下にして焼き、しょうゆを少々たらす
  • 天ぷら・バター焼き:香ばしさとジューシーさを味わう
  • 鍋・炒め物・肉詰め:旨味が出て、ほかの具ともなじむ

軸(じく)もおいしく食べられるので、かたい石づきの先だけを切り落とし、裂いて炒め物などに使うと無駄がありません。水で洗うと水っぽくなり風味が抜けるので、汚れが気になるときは、ぬらした布やキッチンペーパーで軽く拭く程度にします。

干し椎茸は煮物・だしに

干し椎茸は、戻してから含め煮やちらし寿司、炊き込みご飯、五目煮などに使うと、独特のうまみと香りが料理を引き立てます。戻し汁は、昆布だしと合わせると、精進料理の基本となる風味豊かなだしになります。煮物やうどん、鍋つゆのだしに使うと、コクが加わります。手軽に使いたいときは、国産の乾燥しいたけのような商品を常備しておくと、だしや煮物にすぐ使えて便利です。

椎茸の保存のコツ

生椎茸は乾燥と水気に弱いので、紙袋やキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、傘のひだを下に向けて冷蔵庫の野菜室で保存します。使いきれないときは、石づきを落として薄切りや小房に分け、保存袋に入れて冷凍すると、うまみが引き出され、凍ったまま料理に使えて便利です。干し椎茸は、湿気を吸いやすいので、密閉容器に入れて湿気と虫を避け、冷暗所か冷蔵庫で保存します。乾燥剤を一緒に入れておくと、より安心です。

あわせて、同じきのこの仲間である黒きくらげの効能や、同じく気を補うとされる山芋の効能も知っておくと、献立づくりの参考になります。

生と干しで使いどころが変わる椎茸は、戻し汁まで使えば、うまみを余さず味わえる食材です。生のジューシーさと、干しの凝縮した香りを、料理に合わせて使い分けてみてください。

効能 野菜薬膳
乾燥野菜 椎茸 補益類 野菜の効能
補益類
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この記事を書いた人

山川 麻子のアバター 山川 麻子 YAKUZEN TOKYO株式会社 代表

1982年生まれ。デジタルマーケティングや某百貨店のリアルマーケティングソーシャルを軸にしたD2C型アパレル事業の立ち上げに従事。過労と精神的素因によりドクターストップがかかり休職。原因を模索する中、中医薬膳と出会い食材の効能を使い体を整える方法に感銘を受ける。薬膳をもっと早くに知っておいたらよかったという思いから今までの経験を生かし、自身の体質と向き合い、手軽に薬膳を取り入れられるサブスクサービスを展開することを決意。2020年国際薬膳師の資格を取得。

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四気五味
大熱性 寒性 平性 平(涼)性 微寒 微寒性 微温性 微苦味 微酸味 涼性 淡味 渋味 温性 熱性 甘味 肝 胃 脾 腎 苦味 辛味 酸味 鹹味
帰経
大腸 小腸 心 心肝 肝 肺 胃 脾 脾胃 腎 腸 膀胱
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